なかなか更新できておらず、痛恨の極み不徳の致すところも甚だしい。
ぜんぜんお役に立つ記事を書けていないのだが、本日はにゃんにゃんにゃんがにゃんにゃんにゃんで、すばらしくにゃんにゃんにゃんなので、近況報告も交えにゃんにゃんにゃんの話を書く。
先日のお知らせにも書いたが、昨秋ごろからなかなか記事が書けず、またちょっと変化してきたように思いながら、いつものように怒涛の年末を過ごし新年を迎えた。
昨秋からいろいろな高次元存在に「新しいサービス」についてご提案をいただいて、みなさんのお役に立つため働けとやんややんや言われていたが、ご提案を整理したり思慮したりするひまもなく。
取り急ぎ、noteでやっている「ascended master salon」のプランを増やしたが、ほかにもやらねばならない模様。
なんでバタついているのか、そうでもないような気もするけれど、と、よくわからない日々を楽しんでいる。
そのプランも増えた「ascended master salon」についてはこちら
さて、にゃんにゃんにゃん。
3年前、長年一緒に暮らした息子のような猫を見送りその記事を書いたわけだが、後日談みたいな話を。
猫が亡くなったときの記事はこちら
火葬のあと、茶の間に簡単な祭壇もどきをしつらえ、そこに遺骨を置いていた。
見送った数日後、夢をみた。
茶の間に入ると、いま遺骨を置いている場所に、いつも猫が寝ていた赤いブランケットが敷いてあって、そこに猫がゴロンと寝転び、そばに家人が座って猫を眺めている。
あたしはびっくりして駆けより名前を呼ぶと、猫がキラキラと目に涙をいっぱいためていて、まるで「ありがとう」と言っているような表情をした。
家人が「だめ!」というのと同時に、あたしは涙で猫を抱き上げた。
すると、シュルシュルシュルと小さくなって、冷蔵庫の下に駆けていって隠れてしまった。
泣きながらどうしたものかと思っていたら、冷蔵庫の下から小さい猫と小さいユニコーンみたいな動物が一緒にでてきて、トコトコと寝室に向かい、いつも潜っていたベッドのお布団に消えていった。
ここで目が覚めたのだが、あまりのリアルさに夢だけど夢じゃないようで、家人に涙ながらに話したのだが、猫のあの表情は一生忘れることはないだろう。
ここにいてこっちに歩いていって、などと身振り手振り話しながら冷蔵庫のほうに向かうと。
そこには、猫のひげが一本落ちていた。
猫と一緒に暮らしている人ならわかるだろうが、猫のひげはとても立派で、抜け落ちているとわりと目立つ。目立つのでいつも拾って集めている。亡くなった彼の立派なひげは長年かけてたくさんになった。
昨夜はそこにひげなどなかった。
夢の中で小さくなって隠れた冷蔵庫の前に。一本。
それを見つけてまた涙涙である。
彼には追っかけがいた。
上記リンクの記事にもでているが、うちの庭のウッドデッキを寝ぐらにしていた野良猫ちゃん。
かれこれ十数年前、うちを含めた近隣をテリトリーにしていた肝っ玉猫ちゃんが4匹の子猫を産み、親離れしたころに4匹そろってうちに顔をだしていたのが1匹減り2匹減りしていき、生後1年経つと、それぞれのテリトリーへと行ってしまった。
それから4〜5年ほどして女子1匹が戻ってきた。
うちの猫を気に入ったらしく、窓越しににゃんにゃん呼びかける。
神経質な我が家のおぼっちゃんにはストレスとなり、家中にマーキングしまくり。
困った困った、ということで、その女子にはなんの罪もないけれど、追っ払う作戦に。
いろいろな方法を試したけれど、負けない女子。なにをやってもおぼっちゃんに会いに来る。
ついには根負けし好きにさせていると、おぼっちゃんも少しずつ慣れてきた。
こうして彼女はうちの庭が寝ぐらとなった。
彼は家に、彼女は庭に、ということで、窓越しの交流は数年続いた。
彼が亡くなったときには、亡骸を庭に連れていき、お別れをしてもらった。彼女はクンクン匂いを嗅いでいた。
彼はいなくなったけれど彼女はいてくれて、寂しい我々をそれはそれは慰めてくれた。
ちなみに彼女は外で生きるのがとても上手で、近所の数軒でご飯をよばれ、塀をつたってパトロールし、落ち葉を相手に庭を遊び回り、こわそうな雄猫がやってくると物陰に身をひそめ、だけれど寝床に近寄り過ぎれば毅然と追い払い、寝床を提供している我々にはニャンニャンかわいい声でおしゃべりしながら膝に乗り、とても自由で賢くて、動物として生きるとは、ということをずいぶんと学ばせてもらった。
あたしたちの人生の師匠、と言っても言い過ぎではないと思っている。
うちの猫が亡くなって2年が経った昨年、その野良ちゃんが亡くなった。8ヶ月ほど前のお話。
野良猫についてはいろいろな意見があるが、あたしはもちろんすべての猫(だけにかぎらず動物すべて)が幸せであることを願っている。
いろいろな活動をしてくださっている方々には感謝しかなく、自分もできることで協力したいと思っている。
野良ちゃんは身篭ることがなかったので、うちに顔をだしていなかった間にTNR(殺処分を減らす活動、避妊去勢して戻す)、または飼われていて避妊していたか、ということで子猫を産むことはなかった。
外の世界でそれはそれは上手に生きていたから、事故にあって大けがをするとかよほどのことがない限り自然にまかせようと思っていた。
そんな野良ちゃんが咳をするようになって、野良としてはそこそこの年齢であり歳かしら、などと思っていたが、あたしは予感していた。
家人とも病院に連れていくかどうするか話したけれど、彼女は自由に生きてきたから自然にするのがいいだろう、と決めて様子を見守った。
あっという間に咳がひどくなり苦しそうだが、我々にはお愛想で寄ってくる。ほんとうに猫ってやつは。
いよいよ辛そうになって別れが近いと感じた日、野良だから人目につかないところに行ってしまうかもと姿を追っていた。
軒下に行ったり車の下に行ったりと隠れていたが、夜になって寝床のウッドデッキに戻ってきて触らせてくれた。お別れのあいさつだったのだろうと思う。
その夜はウッドデッキを見渡せる茶の間の窓際に横になりうとうとしながら、夜中にウッドデッキに座っている野良ちゃんを確認したりしていた。
起きるとも眠るとも判然としないうとうとの中、朝方元気なキラキラする声で「にゃお〜〜〜ん」と聞こえた。
それから少しちゃんと寝て朝早くに起きて姿を探すと、道路沿いの我が家の車庫で亡くなっていた。
きっと、声がした時間に亡くなったのだと思う。
もう声は出せなかったから幻の声というのか、知らせてくれたのだろう。
人目につかないどころか、車庫といえども車の下に隠れるでもなく車の横で、道路沿いの縁石に横たわり、そこを通る近所の人の目につく絶妙な位置で、さすがだなと思った。
近所の人たちにもかわいがられていたはずなので、ちゃんと見せてお別れをしたのだ。
具合が悪そうなのに自然にまかせたことについて、いろいろとご意見もあるかと思うが後悔はしていない。
最初から最後まで自然で自由に立派に生きた、すばらしい猫だった。たくさんありがとうを伝えた。
いつも、うちの隣の隣のお蕎麦屋さんでお魚をもらって、そのお魚をくわえてうちのウッドデッキに持ってきて食べていたので、お蕎麦屋さんに亡くなったことを知らせて、みんなで泣いた。
きっとあと数軒でご飯をよばれていたはずだが、お蕎麦屋さん以外はどこのお宅だかわからず、残念ながらお知らせできなかった。
上記リンクの記事に書いたが、アセンションしたときにアシュタールさんから「後ろにだれを乗せたい?」と聞かれて「家人と猫2匹」と答えたのだが、その2匹がおぼっちゃんと野良ちゃんである。
その2匹を亡くしてしまった。
野良ちゃんはきちんと弔いたかったので、おぼっちゃんと同じところでお葬式をして、お骨を少しだけ骨壷に残してあとは庭のあちこちに埋めた。彼女の場所だったから。
お葬式でお世話になったかたと火葬が終わるまで世間話をしていたのだが、「この野良ちゃんを見送ったら、うちにまた猫を迎えようと思っていたんです」などと話したら、保護活動をしている知り合いがいると、その場で電話をしてくださって、いま姉妹猫の里親さんを募集している、とのこと。
実は家人と、落ち着いたら次は姉妹でも迎えたいね、と話していたので、なんとタイムリー。
それも里親さんがほぼ決まっていたのに、その里親さんが別の猫を保護したとのことで急遽キャンセルになったところの電話だったらしい。
お互いにこれはもうご縁ご縁、ということで、野良ちゃんの弔いを終えて、お見合いをして、あっという間に我が家に子猫姉妹がやってきた。
おぼっちゃんが亡くなったときの記事で、次にうちにくるのは、実家で一緒に暮らした犬と若くして亡くなった初代の猫、と書いたのだが、なんのなんの、おぼっちゃんと野良ちゃんなのだ。
姉妹が産まれたときには野良ちゃんは生きていたわけだが、亡くなってすぐに入ったらしい。
姉妹に会って、こっちがおぼっちゃん、こっちが野良ちゃん、とすぐにわかった。
2匹なのだけど、その後ろに亡くなった2匹もいて、4匹いるみたいな不思議な感覚だ。
奇天烈ついでに書くが、実はその姉妹猫には天使が乗り込んでいる。
あたしの眷属みたいなものだとのこと。
あらびっくり。
姉妹猫はそんなことおかまいなしにやりたい放題である。
昨年6月にやってきて、やっと落ち着いてきたけれど。
というわけで、にゃんにゃんにゃんだらけのお話。
長々とご興味ないかたには申し訳ないかぎりだが、こんなこともあるということで。
love & peace & thanks & blessing!!!
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