痛恨の極み不徳の致すところ。(多くを書かずともみなさんおなじみの)
師走なのでだれしもが忙しいわけだが、ご多分にもれずあたしもそうなのである。
昨年死んだ父親の命日が正月明けで、回忌の法要を命日前に執り行うとすると、正月にするのもなんだしで必然的に12月となる。12月も年末が押し迫れば忙しかったりするわけで必然的に月の中旬くらいまでにとなる。
なにも正月明け早々に死なんでも、どうしたって師走に動かないかんのに、と思いつつ、父親がそこを選んだのだから尊重して、いつも以上に彼を想い感謝を伝える。
そういうわけで、日ごろ外出は自粛しているし県外に出るとなると一年ぶりで、法事のため実家に帰省していた。帰ってからは冬至エッセンスの準備から作成から発送、そしてセッションなどなど。
そんなこともあり、痛恨の極み不徳の致すところなわけである。(言い訳です)
冬至エッセンスもお届けできたころかと思うが、またまた楽しく作らせてもらった。
お申し込みいただいたかたには、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
エッセンスが少しでもお役に立てればと願うばかりです。
冬至のエネルギーは、とてもとても優しくやわらかで温かく、大きく大きく包みこんでくれるようなものだった。
今年初めて春分夏至秋分冬至と、季節のエッセンスを作らせてもらったが、四種四様のエネルギーでおもしろかった。
冬至のエネルギーが一番優しい感じだったが、自分の調子なのかなんなのか、次の日にはガツンとくるものがあり、ぼわんばわんしていた。
みなさんはどのように感じただろう。
と、前置きが長くなったが本題。父親の法事の最中におもしろいことがあったのでちょっとした小話を。
この時世でもあるので回忌といっても家族だけでお寺に行って、というものだった。
その回忌の読経中、ある存在が現れた。
わりと若い男性で、とても痩身で腰布程度の半裸、頭にはちょっとした飾りをつけていて、肌に金粉でもまぶしたように全身キンキンキラキラである。
痩身で半裸の金色の仏像みたい、といえば想像しやすいかと思う。
そのかたが、インド映画にでてくるようなダンスをずーっと踊っているのだ。
父親に想いを馳せるはずの読経中に、ずーっと真顔で踊っていて気が散ってしかたがない。なんなのだろうと話しかけてみると「待ってましたよ〜」と踊りながら答える。
読経中なのでそうじっくり話すのも、と、あいさつ程度にしておいたが、ずっと踊っているのでなんだか楽しい気分の法要となった。
法要が終わり実家に戻ると、そのキンキンキラキラが一緒についてきていた。やはりずーっと踊っている。
実家の家族もいるので、そうじっくりお話はせずにいて、別件でやりとりしていた「魂の系統」の著者、記録者スナオさんに報告したところ、さすがスナオさん、その存在がだれだか探索してくださって教えてくれた。
なんと「座敷童子」だそうだ。
インドのかただろうと思っていたらやはりそうで、「スブラマニア」さんとのこと。
外国に座敷はなかろうが座敷童子はいるようで、だれかについて日本にやってきたようだ。
座敷童子といえば「福の神」で、その家に繁栄をもたらす、みたいなことが言われているが、実家にきてくれたなら悪いことではなかろうとありがたく思いつつ、出ていかれると衰退するなどという話もあるので、元いたお寺のことがちょっと心配になりつつ。
で、実家から帰宅したのだが、なんとあたしについてきた。
というわけで、いまうちにいらっしゃる。
帰宅後もセッションや冬至エッセンスやらで、あまりゆっくりお話しできていないのだが、なにせずっと踊っている。
座敷童子は福をもたらすわけで、あたしには福とかないものなぁ、と思いつつ、「福をもたらしてくださるんです?」とお声がけしたら、真顔で踊りながら「福とはなんぞ。」と禅問答のような回答。
「いや、そうなんですよね、なにが『福』かなんてそれぞれの捉えかたですし、あたしにはないというか、なんでも『福』ですから。」と、あたし。
「ですね。」と、スブラマニアさん踊りながら。
ということで、座敷童子がいようがいまいが福はここにある。
じゃあなにしにきたのか、ということなのだが、まだじっくりとお話しできていない。
いつまでいらっしゃるのか、とも聞いてみるが、スブラマニアさんはあまり多くを語らない。
そのうちわかったら続報を。
ただひとつ、先日とても久しぶりに友人が短い時間うちに顔を出してくれたのだが、うちにいて帰ったら憑き物が落ちたようにすっきり癒されたと報告があった。
それはスブラマニアさんの仕業のような気がしている。
きっとこれが今年最後の更新となるだろう。
怒涛のお正月準備に突入だ。
家に感謝しながら大掃除、今年の無事を感謝して歳神さまを迎えるためのお正月飾りにおせち作り。
そして、今年一年楽しく過ごせたことを、すべてのすべてに感謝するのである。
あたしの新年はもちろんいい年に決まっている。
みなさまも良いお年をお迎えください。
今年もありがとうございました。
love & peace & thanks & blessing!!!