アセンション第三期は、すでに亡くなって幽界にいるかたのアセンションも起きていると前回の記事で書いた。

春分を過ぎてから、いつも情報をくださるかたにお取り次ぎいただいて、続々と亡くなったかたとお話しする機会を得ている。

みなさん、どこからかあたしのことを聞きつけてコンタクトしてくださったようで、なんともありがたいことである。

話の内容はそれぞれであり、亡くなっているとはいえプライバシーの侵害になりかねないので個別に詳細を書くのははばかられるが、結局セッションをしているみたいなことになっている。

話してみたかっただけという場合もあるのだが、話しているとなんとなくセッションになる。

最後にはあたしを通して宇宙の愛のエネルギーを、持っているアイテムのエネルギーを送るのだが、そうするとみなさんがパッと元気になる。エネルギーが軽くなるのを感じたり色が変わるように感じることもある。肉体を持っているよりもエネルギーがダイレクトに伝わるのだろうと思う。

なるほど、亡くなったかたからセッションを依頼されているのだな、ということで、これは新しい仕事が増えたとなっている次第。

そういう意味では、存命、肉体を離れたかた、関係なくセッションをすることになった。

亡くなっていても普通に世間話などしていたからある程度自覚はしていたのだが、これはもう肉体のあるなし関係なく「魂」と相対しているだけである。

亡くなったかたをセッションしてみて感じたことがあって、存命中の我々にちょっとした教訓になるかしらと思ったので書いてみたい。

肉体を離れ上の次元に戻ると、それまでの人生を見せられて反省したり後悔したり満足したり、人それぞれいろいろなようだ。

生前わからなかったことに気づいたり、新たに学んだり、そして経験によっては手厚く癒されたりもする。

そういう意味では肉体を持っているときよりもずいぶん軽くなる。ひとつ上の次元に行くのだからたいていはそうなのだろうと思う。

とはいえ、戻っても重いことをずっと握りしめている場合もある。こちらでアセンションしても手放すことがあるのと同じである。

乱暴な言い方をすると、ある程度は死んで楽になるのだろうけど、死んでも楽にならないことがある、ということだ。

こんなことを書くと「死んでも辛いのか」とがっかりするむきもあるかもしれないが、肉体をでるだけなのだからそうといえばそうだし、そうでないといえばそうでない、という感じ。

上に「ある程度は楽になるのだろうけど、楽にならないことがある」と書いている。

今回のあたしは死んだことがないから厳密にはわからないわけだが、幽界にいらっしゃるかたとお話ししていると、そうなんだろうなと思う。

基本的に生前とても辛い経験をしていると、戻ってから手厚く癒されるはずだ。たとえば、とても過酷な経験をして辛い死に方をした子どもなど。

それはそれは、高次元のみなさんが寄ってたかって癒してくれる。なので、そういう場合はずいぶん楽になるはず。

こういう場合は「死んでも辛い」わけではなかろうと思う。

死んで楽にならないことのひとつに、生前に「恨み」の感情を強くもっていること。「許せない・赦せない」と強く思ったまま戻ってしまった場合、あちらでも思い悩むことになるようだ。

この「恨み」の感情は高次元存在でもなかなか癒せないことのひとつらしい。

これについては自分で癒すしかない。自分が気づき手放さないとどうにもならない。あちらに戻っても、結局こちらにいるのと同じなのだ。

肉体がないので厳密には同じではないが、生前にもっていた感情を手放せずにそのままだとずっと辛いことになる。

そのくらい「恨み」の感情は重い。

戻ればたいていは癒されるはずだろうに、それでも癒されない感情。

そういう意味では、あちらに戻るまえにきちんと手放しておきたい感情のひとつだ。

そのくらい重いエネルギーなのだから、こちらでもっていたら自分がさぞ辛かろうと思う。

「恨み」「許せない・赦せない」は、自分をとても辛くする。

そして周りにもその重さは影響を与える。「恨み」が強い人のエネルギーはなかなか強烈だ。あたしはもう影響を受けることはないが、できれば近寄りたくない。

エネルギーのことなどよくわからない人でもなんとなく感じるだろうと思う。なんか知らんけどこの人には近寄りたくない、一緒にいたくない、と。

「恨み」は自分で生み出している感情であって、その対象がなんであろうと、だれであろうと、どうであろうと関係ない。

自分で気づき手放すしかない。その感情を癒せるのは自分だけだ。

「恨み」「許せない・赦せない」があって辛いみなさん、いま一度自分を見つめてみてはどうだろうか。

亡くなったかたのセッションをさせていただき、とても多くを学んでいる。

まだまだ学びはつづくのだな、とありがたく、まだまだ自分の伸びしろあるな、と楽しくもあり。

魂は経験し学びつづける。

love & peace & thanks & blessing!!!