スピリチュアルに生きるとおこるジレンマ 〜お金への抵抗感

あたしは個人レベルでアセンションし、不安や恐れなどのネガティブな感情とは無縁になった。自分とだれかを比べることもないし、自分の人生におこることすべてをそのままに受け入れて感謝しながら生きていくだろう。

しかしただひとつ、この3次元の地球におけるあたしの最後のひとつといってもいい課題がある。

それは「お金に対する抵抗感」だ。

この課題を克服するべく、本日は自分の整理のためにこのことについて書こうと思う。

スピリチュアルな道に入ると特に同じような思いの人っていると思うので、自分のためとはいえ、どなたかのお役に立てば幸い。

なぜ今回この話題が出てきたかというと、どこかでチラリと書いたと思うけど、最近新しい仕事を始めて、スピリチュアルガイドさんからおすすめされた仕事ではあるものの、まったくつまらないのだ。ネガティブな感情などにはならないのだが。

特にやりたいことではないけど、生活費は必要だししかたないな、と思っていたのだけど、このたび最後の課題に直面するためのできごとなのだ、と思った次第。まんまとそのことに向き合うことになった。

これまでもこの課題は幾度となく出てきて、それなりに克服しつつあると思っていたけれど、まだまだ足りないらしい。

さてまずは、自分がお金やそれに関連したことに対してどんな思いや傾向があるかを並べてみる。

●清貧を尊ぶ傾向がある。

●幸せとはお金がたくさんあることではない。

●良いものは手間がかかるから高いのは当たり前だし、できれば買って作り手を応援したい。

●自分にとって良いと思うものは多少高くても買いたい。

●必要最小限あればいい。

●余計にあるなら寄付するなどしたい。

●お金というシステムがなくなればいいとは思っていない。

●自分がやったことに関して報酬を得るのが苦手。

●お祝い金やプレゼントなど、あげるのはいいがもらうのは苦手。

●お金がたくさんあればやれるのにと思うことがある。

●節約がヘタ。

●自分の使命ややりたいことで生計を立てられたらと思っている。

こうやって並べてみると、お金に対する複雑な思いがあり、しかも一貫してないことがわかる。

あたしはフラワーエッセンスカウンセリングをやっているのだけど、その報酬をもらうのが苦手だ。自分の時間とエネルギーを使ってはいるけれど、だれかの役に立つのなら、だれかが少しでも楽になるのなら、材料費だけもらえればいいと思っている。

かたや、自分のために良いものを食べたり使ったりしたく、たとえば有機野菜やオーガニックコスメなどは通常よりも割高でお金がかかる。でもそういうものを作っている人や企業は応援もしたいし、多少高くても買いたい。

ここに矛盾がある。

お金は必要なのに、報酬をもらうのが苦手なのだ。できればやりたいことで生計を立てられたら、などと思っているのに。

簡単に言うと、お金はいるのにいらないと思っている。おかしい話だ。

清貧を尊いものだと思ったり、自分がやったことについて報酬を受け取りがたかったりするのって、日本人には多いと思う。文化なのでしょうな。

ここで考えてみる。

自分は良いものであれば多少高くても買いたいと思っているし、エネルギーワーク的なものでも必要であればお金を出す。

だとするならば、あたしがやっているカウンセリングにお金を出すと言う人に対して、お金はいりませんと拒む必要はないのではなかろうか。

いくらです、と伝えて、やる人はやるだろうし、そんなお金ないという人はやらないだろう。いたってシンプル。

スピリチュアル業界では、びっくりするほど高い金額でインチキくさいことをやっている人もいれば、無償でやっている人もいる。

一時期は高いのはインチキ、無償は本物、と思った時期もあったけれど、それはそれぞれの事情や必要な経験なのだろうなと、今なら思う。

ここまでは頭での思考。

さてさて、次は自分の中を深く深く見つめてみる。

あたしの中に、なぜお金に対する抵抗感があるのか?

幼いころからたどってみても特に原因となるようなことがない。これまで、お金がいつでもやや足りない、という人生である(笑)。

これまでの人生の中で心当たりがないということは、過去の人生でなにかあったのか?

なんとなく思い出したのは、お金がなくて困ってる数回の人生。困ってたから「お金なんて」みたいにふてくされた気持ちで抵抗感があるのだろうか。

などなど、お金にまつわることをたどってみても、いまいちピンとこない。ここまでで、けっこう長い時間をかけて自分に問いかけているがどうもちがう。

そこで視点を変えて探ってみる。

あたしは報酬をもらったり、お祝い金やプレゼントをもらうのが苦手だ。うれしいの前に申し訳なさがくる。

それはなぜか?

これはいまの人生に原因がありそうだと思い、幼いころからの人生を振り返ってみる。

するとわかったことがある。

もらうのが苦手なのは、お金やそれに類するものだけではない。愛情や好意、優しい言葉、称賛などを受け取るのも苦手だ。

なぜそれらが苦手なのか?

そこでまた探る。探って探ってやっとわかった。

それは「与えられなかった」から。

幼いころにいろんなものを与えられなかったから、受け取り方がわからないのだ。なんとかわいそうな子どものあたしよ。

ここでインナーチャイルドを自分で癒す。

「あなたは与えられず寂しかったね、悲しかったね。それでも健気に生きていたよ、えらいね、がんばったね。」

そして関係していた大人に感謝して赦す。

お金に対する抵抗感、というテーマだったのになんだか変わってしまった。

あたしの最後の課題は「素直に受け取ること」だったのだ。

スピリチュアルガイドさんに聞いてみると、お金に対する抵抗感はいろんなものを素直に受け取るようになればなくなるとのこと。

ちなみに、新しい仕事をおすすめしたのはこの課題に向き合うためで、気づいて克服したからもうその会社にいなくてもいいのだそう。

そしてその夜に夢を見た。

家から外を見ると川があって、たくさんの亀が川岸にある壁を上に登っている。ふと家の中に目をうつすと、亀が入ってきている。それを家人がバットで殴って殺してしまう。止めようとしたけどできなかった。もう一匹いたのであたしが生きたまま捕まえて外に逃がした。

起きてから、夢に出てくる亀ってなんの象徴だ?と思ったのでネットで調べてみると、健康運や金運に関係あるらしい。シチュエーションで意味が変わってくるようで、たくさん出てくるのは良さそう。しかし殺してしまうのはまったく良くない。

これはなにかを示唆していそう、とスピリチュアルガイドさんに聞いてみた。

ガイドさん曰く、あたしは経済的に豊かになるけれど、家人が邪魔をすると言う。それを回避するには、話し合えとのこと。

お金に対する抵抗感について考察し、受け取ることについてインナーチャイルドを癒したとたんにこんな夢を見るとはタイムリー。まさにスピリチュアルガイドさんからのメッセージだ。

自分の整理のためにこれを書いたけど、みなさんにもなにかに対する抵抗感というのはあるだろうし、その奥には別の思いが隠されているかもしれない。

恋愛に対する抵抗感とか異性や同性に対する抵抗感、権力に対する抵抗感、成功に対する抵抗感などなど。

それにしても、修行は続くよどこまでも、である。

さてさて、あたしに経済的な豊かさがやってくるのだろうか。良い報告ができるといいのだが。

love & peace & thanks & blessing!!!

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