意識レベルを高めていく方法 3 〜ネガティブな感情・不要な観念の浄化

こちらを読むまえに読んでいただけたら。

意識レベルを高めていく方法 1 〜まずはちょっとご説明

意識レベルが上がる=浄化が進んでいる、ということで浄化にもいろいろあり。

●これまでの生で抱えたカルマ(負債)の浄化
●ネガティブな感情や不要な観念の浄化
●肉体の浄化

一番目のカルマの浄化についてはこちらの記事を。

意識レベルを高めていく方法 2 〜カルマの浄化

本日は、ネガティブな感情や不要な観念の浄化について。

カルマの浄化については、なかなか自分でなんとかなるものではない。だけど、避けては通られない辛いことや苦しいことをどう受け止めるかは、自分でなんとかできる、と前の記事で書いた。

まず、辛いことや苦しいことは過去のカルマを浄化するために起こっていると認識するだけでもちがってくる。そして、辛いことや苦しいことを通して大切なことを学んでいる、人として進化している、と理解すれば少し楽になる。

そんなこたぁわかってるけど辛いのよ、という声が聞こえてきそうだけども。そうなんす、頭ではわかってるけど辛いもんは辛いよねー。

まず最初に簡単な方法を。

「ありがとう」をたくさん言うこと。なにに対しても「ありがとう」。声に出さず心の中でも、本心からでなくてもいい。あの人にだけはありがとうなんて言いたくない、とかあるだろうけど、そんなんじゃ意識レベルは上がらない。

言霊ってこと。そのうちそういう人になっていく。ありがとうは自分を浄化するとても簡単な方法だ。

さて、ここで少しあたしの話。

基本ネガティブ思考でフワフワしてて生きてる実感があまりせず過ごしてきて。自分のことに興味がなかったからか子どものころのこともあまり覚えてないし、思い出はあることはあるけどあれは自分だったのかなぁ、と他人事のように思っていた。

子どものころから不思議なこと(ムー愛読者っす)とか心理学とか精神分析学とかが好きではあったんだけど、あるきっかけで本格的にスピリチュアル業界に足を踏み入れ、というか、あるきっかけが起こったらあとは勝手にあれよあれよとそっちにいくよう仕向けられ(スピリチュアルガイドさんですな)、幾多のステキな出会いがあって思考が変化していった。

で、ネガティブな感情や不要な観念の浄化なのだが、すべて自分の中をのぞくことから始まる。いわゆる内省・内観だ。

あたしの場合、自分に興味がなくて知らなかったから、まずは自分を知ることから始めた。

両親の特徴、その特徴から自分が受け継いでいること、物心ついたときからの家庭環境、覚えている印象的なできごと、どんな子どもでどう成長していったか、好きなこと、気になる人物、などなど数十年分の自分をがんばって思い出して書き出した。

それは自分を生き直すことになり、また自分を客観的に見ることになった。

自分を知ると、内省しやすくなる。このネガティブな感情は自分の中のなにが原因なのかを探る。自分の外に求めても絶対見つからない。だれのせいでもない。すべては自分の中にある。

そういうふうに、心地良くない感情が起こるたびに内省していると、その感情を客観視できてそれ以上深くならないし、振り回されなくなる。

たとえば、だれかの行動にイライラしたとして、それを長々と引きずったり後から思い出してまたイライラする、などということがなくなる。

自分の内側を見ていると、原因がひらめく。いろいろだけれど、子どものころのちょっとしたことだったりもする。

あたしのあるネガティブな感情のパターンがあって、なんでだろ?と内側を探ってみたところ、幼いころの母親の何気ない言動が原因だった。もちろん母親は悪気はなかったのだけど幼いあたしには傷になったのだ。

原因がわかったら、納得して、もういらないと手放す。いわゆるインナーチャイルドが癒される瞬間だ。

母親の言動が原因だった一件では、幼い自分に「がんばってたね、あなたは悪くないのよ、悲しかったね」と心の中で声をかけ、母親にも「悪気はなかったんですよね、あなたを赦します、ありがとう」と心の中で声をかけ、「もうわかったからこのパターンは手放します」と心の中で宣言する。で、この一件は浄化完了。

そんなんでほんとに手放したことになるの?と思われるかもしれないが、なる。強力な場合はまた同じパターンが出てくることがあるけれど、根気強く同じように納得して手放すをくり返す。そのうちなくなるときがくる。

そんな感じで、いろんなネガティブな感情を浄化していく。

ネガティブな感情って不要な観念が原因のことも多い。だれしも育った環境や周りの影響による固定観念でガチガチっす。そんなのは幻想にすぎないということを知ること。

たとえば、同僚の仕事のやりかたが気に入らないとする。こうすればいいのに。確かにあなたのやりかたの方が効率的だし円滑に進むかもしれない。でもそれはあなたの基準であって、同僚にとってはやりにくくて楽しくない場合もあるのだ。

仕事の場合は周りとの関係や早く終わらせるのが大事、とか、そのことでこっちまで評価が下がるし迷惑、とかもあろう。なのでアドバイスしたりはもちろんすればいいのだけど、あなたの正しいが他人にも正しいとは限らないということ。

なにごともそうで、ひとりひとりちがって当たり前。あの人は常識がない、なんてよく聞くけどその常識ってなに?大多数がそうだそうだと言うことかもしれないけど、そんなのは時代によって変わったりする勝手な固定観念だ。

そういった不要な観念や思い込みから自由になるととても楽になる。自分も他人も認められるようになる。

自分にダメだなと思う部分がある人って多いと思うけど、それも子どものころ親や教師に言われたことや、世間の常識から外れてると思い込んでることに由来してたりする。

あなたにダメなところなどない。ただの個性だ。それは他人も同じこと。だれもダメなところなどない。

自分と他人、他人と他人を比べることほど意味のないことはない。だってみんなちがうのだから。ジャッジメントを手放すと、なかなか多くのネガティブ感情がなくなっていくように思う。不安や恐れや妬みや嫉みや恥などなど。

あと大事なこと。

そのときに感じたことを否定しないこと。不安だろうが恐れだろうがジャッジメントだろうが、感じたことについてダメだと思わないでいい。それがいまのあるがままのあなたなのだから。いまの自分のすべてを受け入れて認める。

そういうことを知って意識しだしても、ついだれかにイライラしたり文句を言いたくなってしまうだろう。それはそのときに感じたことだから否定せずに素直に受け止め、内省して納得して手放せばいい。

それをくり返していけば徐々にそのような感情を抱かなくなる。浄化される。

カルマの浄化によるどうしようもない困難が起こっても立ち向かえるようになる。もともと乗り越えられる困難なのだから。

でも辛くて辛くて自殺しちゃう人とかいるじゃん?とかって話にもなるけれど、それはその人がそのように決めてきた人生なのだろう。その経験をするために。3次元の地球はなんでもありだ。

実はこういった浄化の過程って辛いことも多い。楽になるはずなのになんでよ〜と思うかもしれないけど、信じてやっていれば必ずよくなる。まちがいなく進化する。

なんだかタイトルのわりにとりとめのないふんわりした話になってしまったけど、あたしはこういうことを意識して実践していったことも意識レベルが上がっていった要因の一つだと思っている。なによりも生きるのがとてもとても楽になった。

アセンションしようがしまいが、とにかく地球上のみなさんが少しでも楽になれればいいのに、と心からそう思う。それは自分でなんとかできるのだ。

次は肉体の浄化。

love & peace & thanks & blessing!!!

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